
CRADLEさ、こんにちは。ホームページでホーキンスのソール交換事例を拝見しました
私の靴もお願いしたいのですが、概算のお見積りをよろしくお願いします。

ユーザー様こんにちは。ホーキンスのソール交換ですね。白いソールのことでよろしいでしょうか。ご案内いたします。




長年にわたりご使用され、カカトを中心にソールが磨耗しております。
ソールの柄がなくなって滑りやすくなってくるので、今回は全交換します。
※カカトのみの継ぎ足し修理も可能です。
使用する材料候補たち
ビブラム#4014

こちらはビブラムソールの素材です。デザイン、性能ともに申し分ないスペックで安心感ある素材です。
レッドウイングやホーキンスの修理時に指名№1です。
ボブソール

こちらはノーブランド品のボブソールです。ノーブランド品だからと言って粗悪なものではありません。価格を抑えて修理したいときにおススメです。
ビブラム#2021

少し雰囲気を変えたいときにはこんなソールはいかがですか?ベージュであれば、雰囲気は変えずに少し違った印象のオリジナルブーツの完成です!
カスタム入門に最適ですね!
今回は#4014でご依頼いただきました。早速修理に取り掛かります。
どんな風に修理が進むの?
今回は修理屋さんでどのようにソール交換されるか、順を追ってみます。興味があればご覧ください。

まずはソールの分解です。ウェルトとミッドソールのすき間にカッターや革包丁を入れて縫い留められている糸を切ります。写真は刃物が入る様に、マイナスドライバーですき間を広げています。ボンドで固定されているため、刃物がスムーズに取り廻せるように下作業をしています。

糸が切れたら大きなニッパーでソールを剥がします。

中身はスポンジのクッションが入っています。この後切った糸を丁寧に抜き取り、中身を詰めなおします。今回はスポンジではなく、コルクを充填します。

すき間なくコルクを充填しました。段差が出るので、グラインダーで平坦に均します。このあとミッドソールの装着に進みます。

ミッドソールを取付、トリミングした後にウェルトとソールを縫ったところです。あとはアウトソールを取り付けて完成。
仕上がり




完成です。
ソールを一新することで靴の歪みがとれて、ずいぶん印象が変わりますね。
甲革はしっかりとお手入れをして色艶を出します。エイジングのたまものですね。
修理をすることで、あなたの靴の魅力を引き出します。
靴の修理はCRADLEまでご相談を!
ホーキンスの靴、修理してみませんか?





