【ジャスティンブーツ】ショートエンジニアブーツのヒール高さ調整●『靴修理』既製品に手を加える 自分好みにプチカスタム●

ユーザー様
ユーザー様

CRADLEさん、こんにちは。ネットで手に入れたブーツですが、ヒールが少々高く歩きにくいです。少し低くしたいのですがかのうでしょうか?

CRADLE
CRADLE

ユーザー様こんにちは。カカトを低くしたいという事ですね。材料は元と同じビブラムの700ヒールを手配できます。どれくらいの高さをご希望でしょうか?



― 履き心地とバランスを、自分仕様に ―

アメリカの老舗ブランド「JUSTIN」のショートエンジニアブーツ。
今回は、このブーツのヒール(かかと)高さを調整するプチカスタムを行いました。


■ ご依頼内容

「もう少しフラットな履き心地にしたい」
「見た目のバランスを少し変えたい」

そんなお客様のご要望から、
ヒールベースの高さを16mm → 5mmへ変更
最終的なヒール高が約35mmになるように調整しました。

●修理前

●修理後

■ カスタムのポイント

ヒールの構成は、

  • ヒールベース:5mm厚(レザー)
  • トップリフト:Vibram700ゴムヒール

Vibramソール特有の安定感とグリップ力を維持しながら、
エンジニア特有のカーブシェイプも再現し自然なシルエットに再構成しています。

ヒール周りの高さを抑えることで、
“地面を掴むような”歩行感が生まれ、
長時間の着用でも疲れにくくなりました。

価格と納期

●カカトの高さ調整 ビブラム700:5500円
納期:3日~


■ 高さの違いが生む、“雰囲気の変化”

同じエンジニアブーツでも、ヒールの高さを変えるだけで
印象や立ち姿のバランスが大きく変わります。

  • 高めのヒール → クラシックでワイルドな印象
  • 低めのヒール → 落ち着いたシルエットで歩きやすく

今回のカスタムでは、オリジナルの力強さを保ちながらも、
街履きにも馴染むスッキリとした後ろ姿に仕上がりました。


■ プチカスタムという楽しみ

新品の状態では気づかなかった「もう少しこうしたい」。
そんな“ほんの少しの違和感”を解消するのが、
このプチカスタムの魅力です。

機能性を損なわず、見た目もスマートに。
ただ「直す」ではなく、
**「自分に合わせて育てる」**のが大人のブーツの楽しみ方です。


■ まとめ

ヒールの高さ調整は、見た目・歩行感・安定性をトータルで変える、
“シンプルだけど奥の深い”カスタムメニューです。

「もう少し低く」「もう少し安定させたい」
そんな希望も、お気軽にご相談ください。

CRADLEでは、ブーツの個性を損なわず、
持ち主の感覚に寄り添うプチカスタムをご提案しています。


🧰 今回の修理内容

  • ブランド:JUSTIN
  • モデル:ショートエンジニアブーツ
  • 修理内容:ヒール高さ調整
  • 変更内容:ヒールベース16mm → 5mm
  • 最終ヒール高:約35mm
  • トップリフト:Vibram製ヒール