
CRADLEさん、はじめまして。こちらのチャッカブーツですが、カカト部分が剥がれてきました。修理屋さんを利用するのは初めてで、あまり知識がありません。よろしくお願いいたします。

ユーザー様はじめまして。ご相談いただき誠にありがとうございます。剥がれを直す方法はいくらかございます。今後どの程度お履きになる予定か、ご予算などと合せてヒアリングさせてください。よろしくお願いいたします。
今回は
UGG(アグ)のチャッカブーツの修理をご紹介します。




■ ご相談内容:ソールの剥がれ

今回お持ち込みいただいたのは、UGGのチャッカブーツ。
ご相談は
👉 ソールの剥がれ(特にカカト部分)
実際に確認すると、
・カカト部分に剥離
・ヒールが大きく摩耗し傾斜が強い状態
が見られました。
■ UGGに多いトラブル
UGGのようなブーツは
👉 EVAソール × セメンテッド製法(接着)
で作られていることが多く、
・経年で接着が弱くなる
・ソールが剥がれる
といった症状が出やすい靴です。
今回も、カカトの剥がれは「入口」で、
👉 このまま履くと前足部まで剥がれが進行する状態でした。
■ 修理方針:オールソールを避けた部分修理
接着だけでは不完全、1mmの頑丈なポリ糸でソールを靴中と縫いあげることではがれない仕様に。
今回のお客様は
・修理が初めて
・見た目が大きく変わるのは避けたい
・費用対効果もよくわからないので、予算はあるていど抑えたい
というご希望でした。
そのため今回は
👉 オールソール交換ではなく部分修理で対応
しています。
■ 修理内容
縫い糸は接地して擦り切れてしまっては意味がない。縫い糸を保護する工夫。
今回の修理では、
① ヒールをフラットに補正

摩耗して傾いたカカトを一度フラットに整えます。
これはヒール部分を縫うための工程です。幸いカカトの摩耗が進んでいたので、ヒール修理のついでなのでお得です。
② ソールの縫い補強(フマズを除く)

剥がれやすい部分を
👉 フマズ(アーチ部分)を避けて縫製
しています。
これにより
・浸水リスクを最小限に
というメリットがあります。
③ ハーフラバーで縫い目を保護
縫っただけでは糸が接地してしまうため、
👉 ハーフラバーでカバー
・糸の摩耗防止
・滑り止め効果
・針孔からの浸水防止
を両立させています。
浸水防止はカカト部分も同じ意味合いです。
④ ヒール成形
最後にヒールを整え、カカト部分の縫い糸の保護をします。
■ 仕上がり



オールソール交換をすれば無難ですが、
・費用が上がる
・見た目が変わる
・ビギナーさんには修理ハードルが高い
というデメリットもあります。
今回は
👉 現状に対して最適なバランスの修理
を選択しました。
価格と納期
●ハーフラバー(裏張り)2970円
●ソールステッチ 2200円
●カカト(ヒールの土台込み)4730円
総額 9900円
納期:約1週間
■ 今後のメンテナンスについて
今回のようなUGGのブーツは、
実はここからが大切です。
■ カカトの打ち替えは早めに
今回のようにヒールが摩耗すると、
・歩行バランスが崩れる
・本体へのダメージ
につながります。
👉 「少し減ってきたかな?」くらいが交換のベストタイミングです。
■ まとめ
UGGのようなブーツは
👉 剥がれてからが修理のスタートではありません
・少しの剥がれ
・軽い摩耗
・違和感
この段階で対処することで、
👉 大掛かりな修理を避けることができます。
■ UGGの修理でお悩みの方へ
・ソールが浮いてきた
・カカトが減っている
・まだ履けるか知りたい
そんな場合は、お気軽にご相談ください。
状態に合わせて
👉 無理のない最適な修理方法をご提案いたします。
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