ソールステッチ

専用ミシンで靴底を縫合する

CRADLE
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概要

●ソールステッチとは、靴底を中底やそれに付随するウェルトと縫い合わせソールを固定する事です。

●接着剤だけだと剥がれてしまうこともありますが、縫い付けることで長期の保管や使用にも対応できます。※縫い糸が接地しないようにミゾ加工を施し、ミゾに糸を収めることで接地による擦り切れを防ぎます

●ソールとウェルトを縫い付ける出し縫いとソールと中底を縫い付けるマッケイ縫いがあります。出し縫いは靴の外側で縫われ、マッケイ縫いは靴の中で縫われます。

ソールステッチ専用ミシン

●ウェルトシューズ用ミシン

グッドイヤーやハンドソーンなどのウェルトとソールを縫合するミシンです

●マッケイシューズ用ミシン

マッケイやボロネーゼなどのソールと中底を縫い合わせるミシンです

出し縫いの工程

剥離している部分をボンドで仮止めする。

糸の色を合わせて、ミシンmにセットする。

底に糸が収まるミゾを加工して、縫いあげる。

余分な糸をカットして、側面の研磨をして完成です。

マッケイ縫いの工程

剥離している部分をボンドで仮止めする。糸の色合わせてミシンにセットする。

靴の中を縫うので、中敷は事前に取り外しておく。

縫う位置を設定して、糸が収まるミゾを加工する。

ミゾに収まる様に縫いあげる。余分な糸はカットする。

側面を研磨して、中敷を戻して完成です。