オーストラリア生まれの老舗ブランド

オーストラリア南東部に浮かぶ自然豊かなタスマニア島。1850年代にイングランドから長い船旅を経てたどり着いた創業者ジョン・ブランドストーンが1970年代に靴の輸入を手掛ける会社として設立。やがて地元のレザーを使ったオリジナルブーツの生産に取り組むようになる
ヒットした「ORIJINALS」シリーズ
創業から90年以上を経た1960年代にブランドストーンを象徴するブーツが誕生。 サイドゴアを備え、履き口にプルストラップをあしらったブーツ、ORIJINALシリーズは、頑丈で履き心地に優れ、ワーカーからアウトドアマン、タウンユースまで幅広く受け入れられた。 現在は「ORIGINALS」シリーズをはじめとしたブランドストーンのブーツは、50カ国以上の国で多くの人に愛用されている。150年の時を経て、タスマニアの小さなメーカーから、世界的なブランドへと成長した。
CRADLEでの修理
加水分解したウレタンソールを交換することがほとんど
使用するソールは軽く柔らかいEVA(ゴムを混ぜたスポンジ)ソールが人気
●Before



●After
EVA(スポンジ)系ソール取付事例
vibram#927ASPEN



vibram#528K

vibram#2640オデッサ

SVIG #617アヌシー

vibram#2060

修理をする上での注意点
インジェクション製法からマッケイセメント製法に変わる
最大のメリットはウレタンを使わないので加水分解が起こらない事。
デメリットは防水性能を維持できない事。
修理前と修理後でソールの取付方法が変わる
ブランドストーンのソールはインジェクション製法と言う方法で取付されています。
インジェクション製法とは加熱した素材を金型に流し込み、アッパー(足を包む部分)と結合させます。
アッパーとソールが密着するため靴底から水が入りにくい特徴がある。