靴ひも
【意外と知らない】靴ひも(シューレース)の種類と正しい選び方・結び方とは?
革靴やスニーカーを履くうえで欠かせない「靴ひも」。
一見ただの紐に見えますが、見た目の印象・フィット感・歩きやすさまで大きく左右する重要なパーツです。
この記事では、靴ひもの種類、選び方、正しい結び方のポイントまで詳しくご紹介します。
■ 靴ひも(シューレース)の基本役割
靴ひもは、単に靴を足に固定するだけでなく、以下のような役割があります。
- 足にフィットさせてズレを防ぐ
- 歩行時の安定感を高める
- 靴の印象を変えるアクセントになる
フィット感が悪いと、靴擦れや疲労の原因にもなるため、正しいひもの選びと締め方はとても大切です。
■ 靴ひもの種類と特徴
種類 | 特徴・用途例 |
---|---|
丸ひも(ロウ引き) | フォーマル向き。光沢感とホールド力がある |
平ひも | カジュアル向き。締めやすく見た目も安定 |
ワックスなし丸ひも | 柔らかくナチュラル。緩みやすいが優しい印象 |
エラスティックひも | 伸縮性あり。脱ぎ履きしやすく高齢者にも◎ |
コットンひも | ナチュラルな風合いで風格ある見た目 |
ナイロンひも | 耐久性が高くアウトドアやスニーカー向け |
■ 靴ひもの長さの目安(穴数別)
穴の数(両足で) | おすすめの長さ |
---|---|
3〜4対 | 約60〜70cm |
5〜6対 | 約75〜90cm |
7〜8対 | 約100〜120cm |
※靴のデザインによって異なる場合があります。
■ 通し方の基本
代表的な通し方には以下があります:
- パラレル
→ビジネスシューズやクラシックなスニーカーにもマッチする結び方。負荷が分散されるため足が疲れにくいのが特徴。 - シングル
→ビジネスシューズやドレスアップシューズに最適な結び方。
見た目も美しくトラッドなスタイルに向いています。 - オーバーラップ
→ ビジネスシューズ、ブーツ、スポーツシューズなどほとんどの靴で一般的に用いられている基本的な結び方。ひもはつねに鳩目の表から通す。 - アンダーラップ
→ アンダーラップもほとんどの靴で一般に用いられている基本的な結び方。スポーツの分野で推奨されることも多い。ひもはつねに鳩目の裏から表へ通す。
■ 靴ひもで変わる第一印象
例えば、黒のビジネスシューズにカラフルな靴ひもを通せば、一気に遊び心のある印象に。
逆に、ドレッシーな場では、ロウ引きの細い丸ひもが最も品格を保ってくれます。
ちょっとしたカスタマイズで、靴が見違えるほど印象を変えられるのも、靴ひもならではの魅力です。
■ まとめ
靴ひもは「靴の性能と印象を支える縁の下の力持ち」。
履き心地に悩んでいる方、足が疲れやすい方、そして靴のおしゃれをもっと楽しみたい方は、ぜひ一度「靴ひも」を見直してみてください。