【社交ダンス】すべりやすくなったダンスシューズのソールを新調する

社交ダンスの靴 修理できます

弊店には趣味で社交ダンスをされているお客様が、靴をたくさんお持ち込みくださります。

ご夫婦で楽しんでらっしゃる方もいて、独身の私にはうらやましい限りです。

以前にも記事で書きましたが、ダンスシューズの靴底にはヌバックのレザーがあしらわれております。

使用することで起毛している革がつぶれて硬くなり、必要以上に滑ってしまい怪我につながることもあります。

滑りすぎるなと思ったら、修理をご検討ください。

つぶれたヌバックレザーを新調する

ヌバックとはつるっとした表革をやすりで荒らした起毛革のこと

質感の似ているスエードは裏面の起毛革のことです。

このように最初は柔らかくふさふさしている毛が、つるっと硬くなります。

メイン画像

修理部材はこんな感じで、黒と青みがかった白と2色ご用意しております。

お手持ちの色に合わせてお選びください。

仕上がりイメージ

どうでしょう?

画像でもやわらかさが確認できるかと思います。

これでダンスに必要な適度なスベリとグリップが復活します。

甲革はクリームでさっとお手入すると、くすんでいた色見と艶が戻ります。

ダンスシューズは体重移動や、足を伸ばしてきれいに見せるために、つま先に柔軟性が必要なようで

ふつうの靴には入っているつま先の芯材が入っていません。

たくさんのダンスシューズを見たわけではないですが、一枚目の画像のようにつま先から甲にかけてペタンとなりやすいのではと思います。

お手頃なものでいいのでシューキーパーを入れましょう。

上の画像は木製のもの

下はプラスチックです

プラスチックでも入れる入れないでは全然違うので、2~3個持っておくと便利ですよ。

お手入する際にキーパーがあると立体が保持されて磨きやすいです。

店頭にご用意してますので、ご入用の際はお声掛けください。

プラスチック製シューキーパー 税込990円

今回の修理

紳士ダンスシューズ ソール補強 2750円税込

ヒール 2200円

CRADLE芝