【UGG】チャッカブーツのオールソール(靴底全体交換)

UGG

元々はサーフィンの後に冷えた足を暖めるために履くブーツとして、オーストラリアで誕生したUGGのムートンブーツ。

あなたの都合にあわせてソールを選択(カスタマイズ)

日本でも大変人気で冬場によく見かけますが、本日はチャッカブーツの修理事例です。

現在ついているビブラムの#2021ソールは他店様で修理された際にご提案されたもののようで、純正は話をお伺いするに天然クレープが使用されていた模様です。

ナチュラルラテックス

商品説明

天然ゴム。
柔らかくクッション性にとんだ材料。

経年によりべたつきが生じる。
重さも割とございます。

お客様のご希望は今後、部分修理がしやすい仕様にしたいことと、柔らかい履き心地の2点です。

天然クレープは柔らかいですが部分修理しにくく、現状のソールより重たくなるので、神戸カステラ板を使うことにしました。

神戸カステラ板

商品説明

神戸の製靴業界で一世を風靡した材料です。
見た目と異なり、やわらかくて減りにくい材質です。

靴底を分解

ステッチダウン製法と呼ばれるもので足に触れる中底をミッドソールが兼ねています。

新調するミッドソールは3mm厚の革底を使い、足なじみを最大限考慮します。

ステッチダウン製法はミシンのピッチ幅の広さと中底の兼ね合いで手縫いでのご提案になることもございますが、弊店ではマッケイ用ミシンの使い方を工夫して縫っております。

おなおし後

軽くクッション性も良く、修理しやすい靴底に大変身いたしました。

今回の修理

神戸カステラ板オールソール+レザーミッドソール(ステッチダウン製法)  13200円
ハーフラバーソール 2200円

あなたの「こんな風にできたらいいな」をお聞かせください!