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夏になると足元はラフできっちりしすぎないローファーがなにかと便利で活躍します。
修理のご依頼も多く、そのなかでも靴底の剥がれはよくご依頼いただきます。
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しかし「ボンドで接着してもらっても、しばらくするとまたはがれるんだよな」
こんなご経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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そんなユーザー様に今回は『靴底用ミシン』を駆使してお直し。
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まずは開いたつま先をボンドで固定。
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そして補強ラバーを剥がし、残存接着剤をヤスリで除去します。
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そこにミシン糸が収まるミゾを掘ります。こうすることで今後補強ラバーを張り替える際の残存接着剤をヤスリ掛けする際に糸が切れにくくなります。
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お次はつくったミゾにミシン掛けしていく。
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最後に縫った糸をカバーするためラバーを貼って仕上げます。
はがれやすいつま先とフマズは装飾も兼ねた真鍮釘で固定。
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革のソールにラバー補強する際には事前にプライマー処理をします。このひと手間でボンドのつきが違うんです。
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糸が切れない限り靴底ははがれません。
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