
ブランドストーンのソール(靴底)が、割れちゃったんだけどソール交換できますか?気に入って履いているので、できれば修理して履きたいです。料金など教えてほしいです。

ブランドストーン、大変人気ですよね!当店でもよくオールソールのご依頼をいただいております。ビブラムのガムライトでお直しはいかがでしょうか?
■ ブランドストーンは修理できるのか?
結論から言うと、
👉 ブランドストーンは修理可能です。
ただし、修理前提で設計されておらず、一般的な革靴とは構造が異なるため、
修理方法や仕上がりにはいくつか特徴があります。
■ こんなお悩みはありませんか?
- ソールが割れてしまった(加水分解)
- クッションが効かなくなった
- 滑りやすくなってきた
- 修理できるのか分からない
👉 この記事では、これらの疑問にお答えします。

オイルを含ませた甲革は耐水性が高く、ソールはウレタンソールを圧着させるインジェクション製法で、こちらも耐水性が高いです。

しかし長期使用により加水分解が起こるのもウレタンソールの宿命です。

こんな風にボロボロとカカトが崩れてきて、ソールの接地面に亀裂が入ります。
■ なぜブランドストーンのソールは壊れるのか?
ブランドストーンの多くのモデルには、
👉 ウレタン系素材(PUソール)
が使用されています。
この素材は、
- 軽量でクッション性が高い
- 履き心地が良い
というメリットがある一方で、
👉 経年劣化(加水分解)を起こす素材でもあります
■ 加水分解の特徴
- 履いていなくても劣化する
- 突然割れる
- 粉のように崩れる
👉 「まだ履けそう」と思っても急に壊れるのが特徴です
加水分解を防ぐには?
加水分解はウレタンソールが吸収した湿気が原因です。良く履くことで、歩行の際の圧力で湿気を押し出し、進行を遅らせることができます。
実際に修理店でユーザー様のお声を聴くと、保管していたらこうなった。と言うお声が多いです。
■ 修理方法の考え方
ブランドストーンの修理は、
👉 部分修理ではなく、オールソール交換が基本です
理由は
- ソールが一体構造
- 劣化が全体に広がる
ため、一部だけ直しても再発しやすいからです。
ブランドストーン専用ソール(SVIG製ブランディ)で修理


イタリアの老舗ソールメーカーSVIG(スウィッグ)から、ブランドストーン専用の修理資材として「ブランディ」ソールが登場しました。

ソール内部には、格子状の中空構造が採用されています。この構造によって、しっかりとした厚みがありながらも、驚くほどの軽さとしなやかさを実現。歩行時の屈曲にも自然にフィットし、履き心地がとても良いのが特長です。元の履き心地を再現します。
ビブラムソールで修理
ビブラム947ASPEN



取付工程


ビブラムソールを取り付ける際には、ミッドソールと言う中間層を作ってから取り付けます。ミッドソールは靴の中にある中底と強固に縫い付けられます。
※ミッドソールが介在するためソールのシナリがオリジナルよりも多少悪くなる可能性があります。
ビブラム#2060

ビブラム オデッサ

ビブラム528K

料金・納期は?
●SVIG製ブランディ 14300円
●ビブラムソール 18150円~
納期:約3週間
■ 修理でどう変わるのか
ソールが壊れてしまった靴も、
- 再び安心して履ける
- 日常使いに戻せる
- 履き心地が改善される
👉 「履けない靴」から「また履く靴」へ戻ります
■ 修理後の注意点
・防水性能について
製造時の一体成型とは異なる構造でソールを取り付けるため、
防水性能は修理前より低下する可能性がございます。
特に積雪地や雨天でのご使用にはご注意ください。
■ お気に入りを、もっと長く
ブランドストーンは、
構造を理解して修理すれば長く付き合える靴です。
「もうダメかも」と思ったタイミングでも、
状態によってはまだ履ける可能性があります。


