【RGAL】エナメルの巻革交換とヒールの高さ調整

べたつくエナメル 

高さも気になる

お困りごとがたくさんの貴女に、私めをお使いください。

解決に導きます。

(できないこともございます)

【ミッション】ヒールエナメル素材の劣化解消と高さの調整

気に入って使用してたがエナメルが劣化して剥げたので、同色のエナメル革を用意して、巻なおします。

もう一点

高さがあり歩きにくいので、ヒール高を2センチにしてほしいとご要望いただきました。

2センチまで低くするとバランスがとれないので、3センチでご提案させていただきました。

先にヒールの高さ調整から取り掛かります。

高さ調整が終わったら、エナメルの巻替えです。

中敷をめくると釘とビスが顔を出しますので釘は引っこ抜き、ビスは取り外します。

※釘は下画像のネイルヒーターというもので通電させることで加熱され、抜きやすくなります。

すると固定してあるヒールのとりはずしができます。

それから劣化した革を剥がして、革を貼り付けていたボンドを溶剤で溶かしてきれいに拭き取り、新しい革をボンドで貼ります。

※古いボンドを綺麗に取りきらないと新しい革を巻くときに段差がでたりします。

仕上がり

クロ、チャ、コイチャのいわゆる定番色であれば、違和感なく仕上げることが可能です。

ヒール高もうまくバランスがとれました。

ちなみに3センチのヒール高は標準的な紳士ビジネスシューズの高さ。

婦人靴のほうがソールが薄いので感覚的には少し高めの紳士ビジネスシューズ程度です。

多くの婦人靴はヒールにテーパー(傾斜)がついてるので、ヒールを低くすると接地面積も増えるので、

かかとの安定感も増します。

※かかとの地面につく部分が大きくなるということです

今回の修理

エナメル巻革交換、かかとのゴム交換、ヒールの高さ調整

合計6820円税込です

CRADLE芝