おはようございます
婦人靴の中敷交換のご依頼がございましたので
修理過程をご紹介してみようと思います
こちらは合成皮革の中敷です
時間経過により加水分解して表面がべたついたりぽろぽろはがれてきます
剥がすときにも伸びてしまいトレースすることができません
新しい本革の中敷を靴にセットして
雲形定規でラインを出して余分をカットします
これは雲形定規でなくても大丈夫
僕が通ってた靴教室のクロキオさんはペットボトルの蓋やプラスチックのコップなど使用されてました
こんな感じであとはボンドで固定して終わりです
本革のいいところは吸汗性が高く合皮のように加水分解しない点とビニールのように指の付け根の屈曲部分からヒビが入ったりもしません(ビニールは汗吸いません)
弊店は本革しかあつかってませんが
使用頻度が限られていて長期保管する靴には本革が特におすすめです
価格差もビニール 合皮と500円程度ですが
もしお値段の問題でビニール 合皮をチョイスする場合は使用頻度が高いものにされるとよいでしょう
中敷交換 1650円
ご覧いただきありがとうございました
CRADLE 芝