ソール

概要

●足・靴・靴型の底部のこと。靴においては本底に限らず中底なども指す。靴の種類やデザインによって厚みが異なり、靴の印象も大きく左右します。

●歩くときに路面から受ける衝撃を和らげたり、足を保護したりする役割がある。

ソールの種類と特徴

●インソール:靴の内側にある底部分で、中底や中敷きとも呼ばれる。

●アウトソール:地面に直接触れる部分で、本底とも呼ばれる。

●ミッドソール:アウトソールとインソールの中間部分で、中板とも呼ばれる。

素材別特徴

  • 天然ゴム:滑りにくく、適度な弾性があり柔らかい。重い。熱に弱く、古いものだと真夏のアスファルトやマンホールで溶ける。
  • 合成ゴム:グリップ力が強く、耐摩耗性に優れている。比較的重い。長期保管した場合、硬化し割れやすくなる。
  • 革:ソールのシナリがよく、歩きやすい。耐摩耗性とグリップが低い。繊維が縦横無尽に絡まっており、長期保管しても劣化しにくい。高級感がある。
  • スポンジ:軽く柔らかいが、合成ゴムと比べると耐摩耗性に劣る。最近のものだとラバー混合されており、耐摩耗性やグリップも高いものもある。
  • ポリウレタン:軽く柔らかく、耐摩耗性も高いが。空気中の湿気をすって劣化する『加水分解』が起こる。購入から数年で加水分解することが多く、長期使用向きではない。