【乗馬ブーツ】10年使った、あと10年使いたい●高品質のソールでしっかり組みなおす『オールソール』(靴底全体交換)●あなたのブーツも修理してみませんか?

ユーザー様
ユーザー様

こんにちは、ホームページを拝見して伺いました。10年以上使用している乗馬ブーツなんですが、靴底がダメになりました。できればこれからも長く使用したいので、耐久性の高いソールが良いです。CRADLEさんでご用意されているソールはどのような物なんでしょうか?初めてでよくわかりません。

CRADLE
CRADLE

いらっしゃいませ!ご案内いたします、こちらのソールはいかがでしょうか?

US VIBRAM (ヴィブラム) #269

ウエスタンブーツ向けのソールです。耐久性もいいですし、靴底のシナリも良く乗馬ブーツにもよく使用しております。

ビブラムソールはコンパウンドと言うラバーの配合を用途により変幻自在にいくつも使い分けます。登山靴からラグジュアリーブランドまでが純正ソールに採用、今や世界を席巻しているソールメーカーです。

靴底の耐久性は素材の品質そのものが重要ですが、長期間使用するにはもう一つソールの組み方も重要です。上の画像3枚目はカカトが外れていますが固定の釘がカカトまで届いていません。いくら素材がよくてもこれでは長期使用に対して不安が残りますので、副資材の長さや処理をしっかりと行いソールを組み上げます。


まずはソールを分解し、残糸等を除去します。

古底を元に新しいソールのサイズを決めます。

甲革とソールの隙間を埋めるパーツを配し、着色します。

甲革とソールをボンドで貼り付け、さらにミシンで縫います。縫う前に糸が収まるミゾを切り込んで作ります。ミシンで縫った糸は接地すると擦り切れてしまいます。ミゾを作ることで接地を減らし、糸を最大限生かします。

カカト部分はクギで固定します。

カカトをつけた後は中から釘で固定します。

After

今回の修理

●ビブラム#269:14300円
●ウェルト交換:2200円