
接着剤だけじゃダメ?ボンド以外のしっかり修理法
暑い季節になると、サンダルだけでなく革靴やローファーなどでも
**「靴底が剥がれやすくなる」**というご相談が増えます。
特に真夏のアスファルトや気温の高さは、接着剤(ボンド)にとっては負担が大きく、
しっかり貼り付けたはずなのに、すぐに剥がれてしまうケースが多く見受けられます。
夏場の靴底剥がれの原因


靴底が剥がれてしまう大きな原因は、
単純に接着剤の弱さだけではありません。
真夏の高温はボンドの接着力を弱めやすく、
熱と摩擦で靴底のラバーやソールそのものにも影響が出やすくなります。
そのため、
- 靴底が一度剥がれてしまう
- 接着剤だけで修理してもすぐ剥がれてしまう
- ソールの内部までダメージが広がってしまう
といったトラブルが起こりやすくなるのです。
ボンド以外の「確かな修理法」
では、どうすれば靴底の再剥離を防げるのか。
CRADLE では、単純な接着だけに頼らない修理提案を行っています。
👞 ① ボンドで仮止め
まずは、剥がれた部分を一時的にボンドで整えます。
これは修理工程の前段階で、底面を均しながら次の処置に備えるための工程です。
🧵 ② ミシン縫いで補強
一般的な接着だけでなく、靴底用ミシンを使用した縫製補強を行います。
こうすることで、靴底とアッパー(甲革)の接合部分に
“糸の物理的な固定” が加わり、
接着剤のみに頼らない強度を得られます。
🪚 ③ 事前処理の重要性



ミシン縫いを行う前に、古い接着剤や汚れを丁寧に除去し、
糸が入りやすいように溝を掘ります。
このひと手間が、後の修理の仕上がりと耐久性を大きく左右します。
🪛 ④ 仕上げにラバー貼り



縫い付けた糸がむき出しにならないよう、
新しいラバーを貼ってカバーします。
加えて、つま先や踏まず部分には真鍮釘で固定するなど、
装飾性と実用性を兼ねた補強も可能です。
「糸が切れない限り剥がれない」
この修理法のポイントは、
糸で物理的に固定すること。
ミシン縫いを組み合わせることで、
接着剤だけでは難しい“真夏のソール剥がれ”にも耐えうる補強ができます。
糸が切れない限り、靴底が再び剥がれる心配はぐっと減るのです。
他にもできる補強・修理方法
CRADLE では今回のような縫い補強に限らず、
- ハーフラバーによる摩耗対策
- ソール全面のオールソール交換
- プライマー(接着強化材)処理
- ソール素材の変更(耐熱・耐摩耗素材)
など、靴の状態や履き方・使うシーンに合わせた 最適な修理方法のご提案が可能です。
専門店だからこそできるご提案
単純にボンドで貼り直すだけでは、
すぐに同じ不具合を繰り返してしまうことがあります。
CRADLE では、設備と技術を活かして、
一歩踏み込んだ修理提案 を行っています。
「靴底がまた剥がれてしまった」「接着だけでは不安」という方は、
ぜひ一度ご相談ください。
靴の弱点を見抜き、長く安心して履ける修理方法をご案内いたします。
修理価格(今回の例)
- 靴底縫い加工:2,200 円
- ハーフラバー補強:2,750 円
※素材や仕様により変動します。








