足が大きくて、サイズが合った靴は出来るだけ永く履きたい！そんなあなたのご要望にお応えします！
まずは靴底をチェック、ボンドが緩んで剥がれています。
ツマサキからフマズにかけて摩耗して薄くなっています。
カカトも交換用パーツを越えて土台まで削れています。
土台はヒビも入ってますね。プラスチックでは長期にわたり体重を支えることができないようです。
内装は合皮部分が加水分解を起こしてはがれています。ここは靴ヒモの穴から反対側の靴ヒモの穴まで本革を使って綺麗にしようと思います。
甲革も着脱の際に負担がかかる履き口部分がヒビ割れています。補強を入れましょう。
中底も割と傷んでおり手を加えた方がよさそうです。今回は①中底②内張③甲革(履き口)の補強④靴底の全体交換です
修理にとりかかります！
まずは中底から、はがれていたところをボンドで固定して損傷が激しかったつま先からフマズまでを革で補強します。
内張用の型は甲革から取ります。
内張用の革に型を移しカットしたところです。
内張を貼る前に甲革にナイロンで補強を加えます。
いっきに飛びますが内張と中敷も新調しました。
靴底はビブラムのイートンソールです。
カカトはクッション性を重視したいので土台にはスポンジを使いました。
最後に甲革のお手入れと新しいヒモを通して終了です！
これは無理かなと思ってもあきらめないでまずはご相談を！
靴の修理は尼崎のCRADLEまで
