アンティークキップ

アンティークキップとは?

〜ミュージアムカーフのような美しいムラ感を楽しめる、パターンオーダー用オプションレザー〜

パターンオーダー靴を選ぶとき、仕立てのデザインと同じくらい重要なのが「革の個性」。
なかでも、個性的で上品なムラ感を持つ革として人気なのが、アンティークキップです。

この革は、イタリアの高級タンナー「イルチア社」の名作「ラディカ(通称:ミュージアムカーフ)」を彷彿とさせる、美しいマーブル調のムラ染めが特徴です。

今回は、パターンオーダーのオプションレザー「アンティークキップ」の魅力をご紹介します。


■ アンティークキップとは?

アンティークキップ」は、キップレザー(生後6か月〜2年未満の中牛)に、職人の手仕事でムラ染めを施したマーブル調の高級感ある革です。
その名の通り、クラシックでアンティークな表情を醸し出すのが魅力。

表面には深みのある色のグラデーションが生まれ、光の当たり方によって表情が変わる革となっています。


■ ラディカ(ミュージアムカーフ)に似た美しさ

このアンティークキップは、**イタリア・イルチア社の「ラディカ(RADICA)」**と似た風合いを持っています。

◉ ミュージアムカーフ風とは?

ラディカは、複数の色を手作業で重ねることで、絵画のような奥行きと動きのあるマーブル模様が生まれる染料仕上げのカーフレザーです。

アンティークキップも同様に、不規則なムラと深みのある艶感を兼ね備えており、
・ドレッシーでエレガントな雰囲気
・個性と上品さのバランスが取れた風合い
を楽しめるレザーです。


■ アンティークキップの魅力

特徴内容
ムラ染めによる高級感一点ずつ表情が異なるため、同じ色でも個性が出る
しなやかで馴染みやすいキップらしい柔軟さと適度なコシで履き心地も良好
手入れするほど味わい深く染料仕上げのため、経年変化も楽しめる
スーツスタイルに映えるパティーヌ調の色ムラが、足元に奥行きをプラス

特に、ブラックやダークブラウン、バーガンディ系のアンティークカラーは、
シンプルなデザインの靴でも印象を格上げしてくれる存在感があります。


■ パターンオーダーで選ぶ価値

アンティークキップは、標準革に比べてやや価格は上がるオプションレザーですが、
仕上がった靴の「特別感」は段違いです。

  • 定番のストレートチップでも一気にエレガントに
  • タッセルローファーやホールカットと好相性
  • アクセントカラーとして部分使いも◎

既製品にはない個性を出したい」「他の人と被らない一足にしたい」という方にぴったりの選択肢です。


■ お手入れのポイント

染料仕上げのアンティークキップは、以下のようなケアが推奨されます:

  • 柔らかい布での乾拭きで艶をキープ
  • 無色の乳化性クリームで保湿(色付きはムラを壊すことも)
  • 色を変えずに艶を出したい場合はワックスは控えめに
  • 過度なオイルやスプレーはNG

■ まとめ:アンティークキップで“色気のある一足”を

アンティークキップは、ただの色付きレザーではありません。
ムラの美しさ・革の質感・エイジングの深みを同時に楽しめる、こだわり派に向けた素材です。

パターンオーダーの特別な一足に、ぜひこのアンティークキップを取り入れてみてください。
履くたびに変化し、あなただけの表情を育てていける一足になるはずです。