オールソール交換とは

― 靴の寿命を延ばす修理 ―
オールソール交換とは、古い靴底(アウトソール)を一度すべて取り外し、新しいソールに作り替える修理のことを指します。
適切なタイミングと靴の構造が合えば、履き心地を回復させ、靴を長く使い続けることが可能です。
CRADLEでは、靴の構造・状態・ご予算・履き方を踏まえ、ご案内しております。
オールソール交換が可能な靴・難しい靴
比較的オールソール交換に向いている靴
- グッドイヤーウェルテッド製法
- マッケイ製法
- ハンドソーン製法
- ノルウィージャン製法 など
- セメント製法※マッケイやハーフマッケイ、ブラックラピドに製法変更してご対応することが多い
これらは、ソールを交換する前提で作られている構造のため、修理との相性が良い靴です。
オールソール交換が難しい靴
- スニーカー構造の靴
- 特殊な一体成型ソールの靴
構造上、元の履き心地や見た目を再現できない場合が多く、
CRADLEでは無理なオールソール交換はおすすめしていません。
※見た目や履き心地の変化が変わってよろしければご対応可能です。
オールソール交換が必要になるタイミング
以下のような状態が目安になります。
- 革底に穴が空いた
- ソールが限界まで薄くなっている
- 中底(コルクなど)が過度に沈み込み、履き心地が崩れている
- ハーフラバーを何度も繰り返し貼っている
特に、適切なタイミングでオールソール交換を行わないと、靴自体が変形してしまうケースもあります。
CRADLEのオールソール交換の考え方
CRADLEでは、
「オールソール交換=必須」
とは考えていません。
こんな場合はオールソール交換をおすすめしません
- 今後もトップリフト交換・裏張り程度の修理しかしない
- 予算的にオールソール交換を想定していない
- 靴の構造上、修理後の満足度が低いと判断される場合
その場合は、
- トップリフト交換
- ハーフラバー補強
- 定期的な靴磨き
といった**「使い切るための修理」**をご提案することもあります。
選べるソールについて
オールソール交換では、用途に応じてソールを選択します。
- 革底(レザーソール)
- ラバーソール
- ハーフラバー併用仕様
- 滑りにくさ重視のソール
- 積雪地域向けソール(例:Vibram Arctic Grip)
※ ソールによっては、構造上これ以上薄くできない場合や、防水性とのトレードオフが発生することがあります。
修理の流れ
- 状態確認・ご相談
- 修理可否の判断
- ソール構成のご提案
- お見積り・納期のご案内
- 修理作業
- お渡し
※ 靴の状態によっては、ソールを一度分解してから判断する場合があります。
費用と納期について(目安)
| 修理内容 | 料金 | 納期 |
|---|---|---|
| ラバーソール | 12100円~ | 3週間 |
| レザーソール | 15400円~ | 3週間 |
| ※オプション | ||
| ミッドソール | 2750円~ | |
| マッケイウェルト | 2200円~ | |
| つま先ラバー | 1100円 | |
| リウェルト | 11000円~ |
- 費用:靴の製法・ソール仕様により異なります
- 納期:おおよそ 3〜5週間前後
正確な金額・納期は、靴を拝見したうえでご案内いたします。
最後に
オールソール交換は、
靴を長く履くための有効な手段の一つですが、万能ではありません。
CRADLEでは
「この靴に、今この修理が必要か」
「お客様の修理スタイルに合っているか」
を大切にしています。
まずはお気軽にご相談ください。
修理を勧めない判断も含めて、ご案内いたします。
