靴の寿命を伸ばす!「オールソール交換」とは?その意味とタイミングを解説

オールソール交換は靴底すべてを取っ払い、再構築することです。靴によって取付製法が違います。交換の際に自分好みの素材や色にカスタマイズすることも可能です。修理範囲が広いので、修理の中では比較的自由度の高い修理です。

「お気に入りの靴、そろそろ寿命かな?」と思ったら
毎日のように履いていた革靴やブーツ、
「ソールがすり減って滑りやすくなった」「底に穴が開いてきた」などの症状が出てきたことはありませんか?
そんなときにおすすめなのが、**「オールソール交換」**です。
オールソール交換とは?
**オールソール交換(靴底全体の交換)**とは、靴のアウトソール(底面)を丸ごと新しく交換する修理方法です。
場合によっては、ミッドソール(中底)やヒール部も同時に交換されることがあります。
まさに“靴の大手術”ともいえる修理で、履き慣れたお気に入りの靴を新品同様の状態にリフレッシュできるのが最大の魅力です。
●既存のソールを除去して新しいソールをつくるので、素材やソールの種類など自分の好みのものにカスタマイズすることも可能。
●選択できる素材は革・ゴム・EVA(ゴム混合スポンジ)。
●オールソール交換の価格帯は12100円~22000円程度。
オールソール交換のメリット
✅ 1. 靴の寿命が格段に延びる
ソールを交換することで、アッパー(甲革)部分がしっかりしていれば10年、20年と履き続けることが可能になります。
✅ 2. 履き慣れたフィット感はそのまま
新品の靴を一から慣らす必要がなく、**「足になじんだアッパー+新しいソール」**という理想的な組み合わせになります。
✅ 3. ソールの種類を変えてカスタムも可能
元と同じソールに交換するだけでなく、Vibram(ビブラム)ソールなどへ変更して、グリップ力やデザイン性をアップさせることも可能です。
オールソール交換が必要なタイミング


- 靴底が薄くなって、地面を感じるようになった
- 歩くとソールがパカパカ浮くようになった
- ソールの中心に小豆程度の穴が開いた、または指で押して凹みを感じる場合。
- 滑りやすくなった
- 歩き心地が悪くなった
- カカトの減りが限界まできている
- ソールに割れや劣化が生じている場合
- 現状のソールからカスタマイズしたいとき
これらの症状が出ていたら、オールソールのサインかもしれません。
早めに対応することで、アッパーの傷みや靴全体の劣化を防ぐことができます。
オールソールで使用できる素材の特徴
●革

●高級感があり上品な印象
●シナリがよく足なじみがよい
●耐摩耗性とグリップが低い
●ゴム

●耐摩耗性とグリップが高い
●革に比べるとシナリが悪い
※様々な種類があり、かなりシナリが良いものもある
●用途別に様々な種類がある
●EVA

●革・ゴムと比べて軽い
●耐摩耗性とグリップはゴムに劣る
●クッション性が高く衝撃吸収に優れる
修理にかかる日数と費用の目安
- 修理期間:通常1週間〜2週間程度(素材や混雑状況による)
- 費用の目安:
・レザーソール → 約12,000円〜18,000円
・ラバーソール(ビブラム等)→ 約10,000円〜15,000円
※ブランドや製法によって変動あり
まとめ:靴を“使い捨て”にしないために
オールソール交換は、単なる修理ではなく、靴に新たな命を吹き込むリペア技術です。
買い替えでは得られない「思い出」や「足へのなじみ」を残しつつ、
機能面も見た目も生まれ変わらせることができます。
「この靴、まだ履けるかも」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。
きっともう一度、靴との新しい時間を歩み始められます。
※当店では、オールソール交換に加えてウェルト補修、ヒール交換、トゥスチール追加など、細かなカスタマイズにも対応しております。お気軽にお問い合わせください。
CRADLEでの修理事例
