【装飾美と伝統の融合】ギリーシューズとは?クラシックスタイルを彩る個性派ドレスシューズ
一目見ただけで「ただの革靴じゃない」と思わせる独特の存在感――。
「ギリーシューズ(Ghillie Shoes)」は、スコットランドの伝統をルーツに持ちながら、現在ではファッション性の高いドレスシューズとしても注目されています。
この記事では、ギリーシューズの特徴や由来、魅力、履きこなし方までをわかりやすくご紹介します。
■ ギリーシューズとは?
ギリーシューズとは、靴紐を通す部分(羽根)に舌革(タン)がなく、長めのシューレースを足首に巻いて結ぶスタイルの革靴です。
もともとはスコットランドの伝統衣装「キルト」に合わせるフォーマルな靴として使われており、今でも結婚式やハイランドダンスなど、格式ある場で用いられています。
■ ギリーシューズの特徴
◉ 1. タンがないユニークな構造
ギリーシューズ最大の特徴は、ベロ(タン)がないという点。
これは、もともと湿地帯で使う際に靴の中に水や泥が溜まらないようにするための工夫だったと言われています。
◉ 2. 長く垂れたシューレース
通常の革靴よりも長めの靴紐を、足首にぐるりと巻いて結ぶスタイルが特徴的。
装飾性があり、ドレッシーな中にも軽やかさと動きのある印象を与えます。
◉ 3. 華やかなブローグ装飾
多くのギリーシューズには、ウイングチップ+フルブローグが施されており、クラシックで華やかなデザインが魅力です。
■ ギリーシューズの起源と由来
「ギリー(Ghillie)」とは、スコットランドの貴族に仕える狩猟用の従者を指す言葉。
彼らが履いていた実用靴がルーツとされ、後にキルト衣装に合わせるフォーマルシューズとして発展しました。
現在では、結婚式や舞踏会といった式典はもちろん、ファッションアイテムとしても再評価されつつあります。
■ ギリーシューズの活用シーン
- ✅ キルトなど民族衣装との合わせ(フォーマル)
- ✅ クラシックなスーツスタイルに遊び心をプラス
- ✅ ジャケパンやツイードスタイルで英国調コーデに
足首で結ぶ独特のシューレースが、パンツの丈や裾のデザインによって印象をガラリと変えてくれます。
■ どんな人におすすめ?
- 革靴で“人と違う一足”を楽しみたい方
- 英国調・クラシックスタイルが好きな方
- ドレススタイルに軽やかなアクセントを加えたい方
■ まとめ:伝統とデザインの美しき融合、それがギリーシューズ
ギリーシューズは、実用性から生まれた構造美と、英国伝統の装飾が融合した、まさに“語れる一足”。
履くだけで装いにストーリーが加わり、いつものスタイルをぐっとクラシカルに引き上げてくれます。
タンのない自由さと、巻き結ぶ所作の美しさ。
ギリーシューズで、足元に優雅な個性を。
