ゾンタ「オールドイングランド」とは?
〜重厚な風格と味わい深いエイジングが魅力のイタリアンレザー〜
革靴や革小物において、素材の良し悪しは仕上がりや使い心地に直結します。
中でも「深い色合いと重厚感」「経年変化を存分に楽しめる」と評判なのが、イタリア・ゾンタ社のレザー**「オールドイングランド(Old England)」**です。
その名のとおり、どこか英国的な気品とクラシックな風合いを備えたこの革は、レザー好き・オーダーシューズファンから根強い人気を誇ります。
今回は、そんな「オールドイングランド」の魅力をたっぷりご紹介します。
■ ゾンタ社とは?
「CONCERIA ZONTA(コンチェリア・ゾンタ)」は、イタリア・ヴェネト州にある家族経営の高級タンナー。
長年にわたり、上質なカーフやベジタブルタンニンレザーを製造し、世界中のブランド・職人・メーカーに革を供給しています。
ゾンタの革は、染料仕上げ中心のナチュラルな表情・手染めのような奥行き・そして経年変化の美しさに定評があります。
■ 「オールドイングランド」の特徴とは?
オールドイングランドは、ゾンタ社が手がける代表的な革のひとつで、
**「英国の伝統靴に使われるレザーのような重厚感」と、「イタリアらしい発色と味わい」**が融合した、唯一無二のレザーです。
主な特徴:
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 植物タンニンなめし | 化学薬品を極力使わず、天然成分でなめされた環境配慮型レザー |
| 染料仕上げ | 色のムラや透明感が美しく、自然な光沢が魅力 |
| コシと柔軟さのバランス | 最初は張りがあるが、使うほどにしなやかに馴染む |
| 深くクラシックな色味 | ダークブラウン、バーガンディ、ネイビーなど渋い色展開が中心 |
| エイジング性能◎ | 傷やシワも味になる“育てる楽しみ”がある革素材 |
■ オールドイングランドの使いどころ
この革は、その重厚な風合いと質感から、次のような製品に向いています:
- 本格革靴(ドレス・カントリーシューズ両方に◎)
- ブライドル風のクラシックなレザーバッグ
- 長年使う財布・手帳カバー・ベルト
- パターンオーダーやビスポークのアッパー素材として
「履き込んで革が変化していくのが楽しい」「新品より、使い込んだ風合いが好き」という方には、まさに理想的な素材です。
■ お手入れのポイント
オールドイングランドは染料仕上げ&タンニンなめしのため、お手入れにも少しだけコツがあります。
- ブラッシングを丁寧に(ホコリと汚れをしっかり除去)
- 乳化性クリームで栄養補給(無色かごく薄い色がベスト)
- 深い艶を出すならワックス仕上げも◎
- 水には注意(シミや色抜けの原因になるため、防水スプレー推奨)
この革は、傷やスレも“味”になる素材なので、気にせずガシガシ使いながら、ゆっくり育てていくのが正解です。
■ まとめ:オールドイングランドは「革を育てたい人」にこそ選んでほしい
ゾンタ社の「オールドイングランド」は、
“育てる革”としての魅力に満ちたクラシック&エイジング特化型レザーです。
新品時の存在感はもちろん、数年使ってこそ本領を発揮する“変化する革”。
自分だけの表情を刻みながら、愛着の湧くアイテムへと育っていくその過程は、まさに革好きの醍醐味です。
パターンオーダーやオーダーメイド製品で、他にはない一足・一品をお探しの方は、ぜひこの「オールドイングランド」を選択肢に加えてみてください。
