ヒールリフトとは?靴のかかとを支える重要パーツを解説!

靴のかかと部分にある黒いゴム――それが「ヒールリフト(トップリフト)」です。
目立たないけれど、歩き心地や靴の寿命に大きく関わる重要パーツです。
この記事では、ヒールリフトの役割・種類・交換のタイミングについて、靴修理のプロ視点でわかりやすく解説します。
■ ヒールリフトとは?
ヒールリフト(トップリフト)とは、靴のかかと(ヒール)の一番下に取り付けられている部材のことです。
地面と直接接する部分で、特に負荷がかかるため、靴の中でもっとも早く摩耗するパーツといわれています。
▼ 名前の違いに注意
- ヒールリフト:靴業界や修理業者で使われる名称
- トップリフト:海外ではこちらの表現も一般的
■ ヒールリフトの役割
| 役割 | 説明 |
|---|---|
| ① 衝撃吸収 | 地面からの衝撃を吸収し、足や膝への負担を軽減 |
| ② グリップ力確保 | 滑りにくい素材で、安定した歩行をサポート |
| ③ 靴のバランス調整 | ヒールの高さを整え、全体の重心や姿勢を保つ |
| ④ 靴の保護 | ヒール本体(積み上げ)を直接すり減らさないよう守る役割 |
■ ヒールリフトの種類
使用される素材や構造によって、機能や耐久性が異なります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ゴム製リフト | 最も一般的。弾力・グリップ力に優れ、コスパも◎ |
| レザー+ゴム混合 | ドレッシーな印象。革靴に多く使われる。上部はレザー、接地面にゴムを使用 |
| スチール入りリフト | 耐久性重視。高級紳士靴などに見られる。滑りやすい点に注意 |
| レディースヒール用 | ピンヒールや細いヒールに合わせた専用リフト。ゴムキャップで交換対応が可能 |
■ 交換のタイミングは?

ヒールリフトは消耗品。放っておくと、ヒール本体が削れて修理費が高くつくことも。
▼ こんな状態なら交換サイン!
- グリップの溝がなくなっている
- ゴムが斜めにすり減って傾いている
- ヒール本体が見え始めている(危険!)
- 歩くと「カツカツ」「ガタガタ」音が鳴る
✅ 目安:半年〜1年に一度チェックを
特に革靴・パンプスを日常的に履いている方は、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
■ ヒールリフト交換の流れ(靴修理店での一例)
- 古いリフトを取り外す
- ヒールの土台を整える
- 新しいリフトを選び、接着・圧着
- 最後に形を整えて削り出し、完成!
※両足で¥1,500〜¥3,000程度が相場(靴の種類・素材によって異なる)
関連項目(用語集リンク)
■ まとめ:靴の寿命はかかとで決まる!
ヒールリフトは靴の中でも最もダメージを受けやすいパーツ。
定期的にチェック&交換することで、靴全体の寿命を大きく伸ばすことができます。
「なんだか最近歩きにくいな…」と思ったら、まずはかかとを見てみてください。
リフトを新しくするだけで、履き心地も印象もぐっと変わります!
