傷に強くて扱いやすい!革の「顔料仕上げ」とは?

CRADLE
顔料仕上げは均一ではっきりとした色味が特徴的です。色移りもしにくいので、衣類に近い位置で使用するカバンには比較的良く使われている印象です。
革製品を選ぶとき、「丈夫さ」や「お手入れのしやすさ」を重視する方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが「顔料仕上げ(がんりょうしあげ)」です。
今回は、革を美しく、そして丈夫に仕上げる「顔料仕上げ」について、わかりやすく解説します!
顔料仕上げとは?
顔料仕上げとは、革の表面に顔料(ペイント)を吹きつけて色をつける方法です。
革の内部に染み込む「染料」とは異なり、革の上に色の膜を作るようなイメージです。
表面がしっかりとコーティングされるため、ムラが少なく、均一な仕上がりになります。
顔料仕上げの特徴
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 発色が良く、色が鮮やか | はっきりとした色味が出せるため、黒や赤など濃い色も安定して再現できます。 |
| 傷や汚れに強い | 表面が顔料で覆われているため、水や摩擦にも比較的強く、実用性が高いです。 |
| 革の風合いが出にくい | コーティングにより、革本来のしわや毛穴は目立ちにくくなります。自然な表情は少なめ。 |
| 経年変化が少ない | エイジングよりも「美しさをキープしたい」方向け。使い始めの状態を長く楽しめます。 |
染料仕上げとの違い
| 比較項目 | 顔料仕上げ | 染料仕上げ |
|---|---|---|
| 発色 | 鮮やか・均一 | 透明感がありナチュラル |
| 傷・汚れへの耐性 | 高い | 低め |
| 革の風合い | 出にくい | 出やすい |
| 経年変化 | 少なめ | 大きい |
顔料仕上げの革のお手入れ
顔料仕上げの革はお手入れが簡単なのもメリットの一つです。
- 軽い汚れは乾拭きでOK
表面のコーティングがあるため、汚れが染み込みにくく落としやすいです。 - 保湿ケアも忘れずに
表面は守られていますが、内部の乾燥を防ぐためにレザークリームの使用は効果的。 - ツヤ出しには専用ワックス
光沢を出したいときは、顔料仕上げ対応のワックスを使いましょう。
こんな方におすすめ!
- 雨の日も気にせず革靴を履きたい方
- できるだけお手入れを簡単に済ませたい方
- 傷がつきやすい環境で革製品を使う方
- いつまでも新品のようなきれいさを保ちたい方
まとめ
顔料仕上げは、「実用性」と「美しさ」を両立した革の仕上げ方法です。
扱いやすく、きれいな状態を長く楽しめるので、ビジネス用の革靴や日常使いのバッグにもぴったり。
革の自然な風合いを楽しみたいなら「染料仕上げ」
耐久性と発色を重視するなら「顔料仕上げ」
――目的や好みに合わせて、ぜひ仕上げ方法も選んでみてくださいね。
