【靴の印象を変える金具】バックルとは?

靴におけるバックルとは、甲や足首のベルトを留めるための金具のことです。
履き口の開閉やサイズ調整といった機能面はもちろん、デザイン面でも靴の個性を大きく左右します。

靴で使われるバックルの役割
- フィット感の調整
足の甲や足首をベルトで締め、脱げにくくします。
例:モンクストラップシューズ、バックル付きサンダル - 着脱の容易さ
紐靴よりもスムーズに脱ぎ履きが可能。忙しい朝や頻繁な出入りに便利です。 - デザインアクセント
金具の形状や色、質感によって高級感や個性を演出します。
主なバックル付き靴の種類
モンクストラップシューズ
- 紐の代わりにベルトとバックルで甲を固定する靴
- シングルモンク:バックル1つでシンプルな印象
- ダブルモンク:バックル2つで重厚感と存在感が増す
バックル付きローファー(ビットローファー)
- 甲部分に装飾として金具を配置したローファー
- 主に装飾目的で、実際には開閉しないタイプも多い
バックル付きブーツ
- ベルトを締めて足首のホールド感を高めるタイプ
- エンジニアブーツやジョッパーブーツに代表される
サンダル
- 足首や甲のベルトをバックルで固定
- アウトドア用では耐久性の高い金属製やワンタッチ式も採用される
素材と仕上げ
靴に使われるバックルは、主に以下の素材で作られます。
- 真鍮(ブラス):重厚感があり、経年変化を楽しめる
- ステンレス:錆びにくく耐久性が高い
- 亜鉛合金:軽量で加工しやすく、デザイン性に優れる
仕上げは鏡面磨き、マット、アンティーク加工、メッキ(ゴールド・シルバーなど)があり、靴の雰囲気を決定づけます。
バックルのメンテナンス
- 使用後は乾いた布で軽く拭き、汗や湿気を取り除く
- 真鍮製は酸化によるくすみが出るが、磨き剤で光沢を戻せる
- 革ベルト部分と接する場所は摩耗しやすいので定期的に点検
まとめ
靴のバックルは、単なる留め具ではなく**「機能性」と「装飾性」**を兼ね備えた重要なパーツです。
モンクストラップやバックル付きブーツは、金具の形や質感で雰囲気が大きく変わります。
靴選びや修理の際には、バックルのデザインや素材にも注目すると、より長く愛用できる一足に出会えるでしょう。
