安全靴

安全靴とは?

~足元から守るプロフェッショナルギア~

安全靴(あんぜんぐつ)とは、作業中に発生するさまざまな危険から足を保護するために設計された靴です。建設現場、工場、運送業、倉庫作業など、重量物の落下や踏み抜き、滑りなどのリスクがある環境で使用されます。日本ではJIS規格(日本工業規格)やJSAA規格などに基づいた性能評価が行われています。

画像引用元:https://www.midori-anzen.co.jp/


安全靴の主な特徴

1. つま先保護(先芯)

  • スチール製先芯:高い耐衝撃性を持ち、重量物の落下からつま先を守ります。
  • 樹脂製先芯:軽量で錆びにくく、寒冷地でも快適。金属探知機の影響も受けにくいです。

2. 耐踏み抜き性

靴底に金属板や特殊繊維を内蔵し、釘や鋭利な物が貫通するのを防ぎます。

3. 耐滑性ソール

油や水がある床面でも滑りにくい設計。ゴムや特殊配合の合成底が使われます。

4. 耐熱・耐油・静電気対策

  • 耐熱底:アスファルト作業など高温環境に対応。
  • 耐油性:油による劣化を防止。
  • 静電靴:静電気を逃し、電子機器や可燃性物質を扱う現場で安全性を確保。

安全靴の種類

種類特徴用途例
短靴タイプ動きやすく軽快工場内作業
ミドルカット足首保護倉庫・運送
ハイカット/ブーツタイプ高い保護性能建設現場
スニーカータイプデザイン性・軽量性軽作業・運転

普通の靴との違い

  • 見た目はスニーカーやブーツに似ていても、内部構造は全く異なります。
  • 特殊な先芯・ソール構造で安全性を確保しつつ、作業時の動きやすさや長時間の快適性も考慮されています。

メンテナンスのポイント

  • 使用後は汚れを落とす:土や油は劣化や滑りやすさの原因になります。
  • 定期的なソールチェック:摩耗や亀裂が見えたら交換時期。
  • 破損や変形は即交換:安全性能が低下するため、修理でのごまかしはNG。

まとめ

安全靴は、作業現場での“最後の砦”ともいえる存在です。見た目だけでなく、中に隠された保護機能が足の命を守ります。用途や作業環境に合わせて正しく選び、適切にメンテナンスすることで、作業の安全性と効率が大きく向上します。