サンダルとは?
サンダルとは、足の甲やつま先、かかとなどが露出し、ストラップやベルトで足を固定する開放的なデザインの履物の総称です。古代から現代まで世界各地で愛用され、夏場や温暖な地域では日常的に使われるほか、ファッションアイテムとしても欠かせない存在です。
サンダルの特徴
- 通気性の高さ
甲部分が大きく開いているため、靴内が蒸れにくく、暑い季節でも快適に履けます。 - 着脱のしやすさ
ストラップやマジックテープ、スリップオンタイプなど、すぐに履けて脱ぎやすい構造が多く、日常使いに便利です。 - 軽量性
フルシューズに比べて素材や構造が軽く、長時間の歩行でも負担が少ないものが多いです。 - 多様なデザイン
ビーチサンダル、スポーツサンダル、グラディエーターサンダル、ミュールなど、用途やファッションに合わせた幅広いスタイルがあります。
歴史
サンダルは最も古い履物のひとつで、古代エジプトやローマ、ギリシャでも使用されていました。素材は地域や時代により異なり、古代では革、木、植物繊維などが一般的でした。現代では合成樹脂やEVA、ラバー、ファブリックなどの新素材が加わり、機能性や快適性が向上しています。
現代のサンダルの種類
- カジュアルサンダル:街履きや日常用。デザイン性重視。
- スポーツサンダル:アウトドアや水辺での活動向け。防水性・グリップ力あり。
- ドレスサンダル:ヒールや装飾があり、フォーマル寄りの場面でも使用可能。
- 医療用・コンフォートサンダル:足の負担軽減や健康維持を目的に設計。
まとめ
サンダルは、快適性・通気性・デザイン性を兼ね備えた万能な履物です。夏のカジュアルシーンだけでなく、スポーツやフォーマルにも対応するモデルが揃っており、季節や用途に合わせて選ぶことで、機能性とおしゃれを両立できます。
サンダルとスリッパの違いとは?しくみ・用途・作りの観点から解説します
夏になるとよく目にする「サンダル」と、普段家の中で使う「スリッパ」。
どちらも“つっかけて履ける靴”というイメージがありますが、実は構造も用途もまったく違います。
靴修理の現場から見ても、両者は耐久性・作り・素材の観点で大きく差があります。
今回はその違いをわかりやすくご紹介します。
1.まず結論:サンダルは“外履き”、スリッパは“内履き”
簡単に言うとこうなります。
- サンダル → 外で歩くために作られた “靴”
- スリッパ → 室内で履くための “室内履き”
ここが最大の違いです。
用途が違うため、使われる素材も、構造も、耐久性も変わってきます。
2.サンダルの特徴:外で歩ける“靴”としての性能
サンダルは、靴として外で歩くことを前提に作られています。
そのため、次のような特徴があります。
■ ① ソールが丈夫で耐摩耗性が高い
ゴム・ウレタン・レザーなど、外歩きに耐えられる材料を使用。
■ ② 足がしっかり固定されるストラップ構造
かかとストラップや甲ベルトなど、歩行中に脱げにくい設計。
■ ③ 長時間歩行を前提にしてクッション性を確保
EVA、スポンジ、コルクなど、疲れにくいミッドソール構造を持つ。
■ ④ 修理できるものも多い
ビルケン、チャコ、テバ、ダナーなどは
- ソール交換
- ベルト修理
が可能です。
3.スリッパの特徴:室内限定の“簡易的な履物”
一方、スリッパは“室内で短時間履く”ことが前提。
■ ① ソールは薄く柔らかい(耐摩耗性は低い)
PVC・フェルト・布地など軽い素材が多い。
■ ② 足を固定する仕組みがほとんどない
「つっかけるだけ」なので脱ぎ履きは楽ですが、外歩きには不向き。
■ ③ 外で履ける耐久性はない
外で使うとすぐにすり減ったり破れたりします。
■ ④ 基本的には修理が難しい
薄い素材のため修理前提で作られていません。
4.素材の違い
| 種類 | 主な素材 | 特徴 |
|---|---|---|
| サンダル | レザー、ゴム、EVA、コルク | 外歩きに耐える強度・耐久性 |
| スリッパ | 布、PVC、フェルト | 室内向けの軽量・低耐久 |
素材の時点で役割がまったく違うのです。
5.修理屋視点:こんな持ち込みがあります
● 「スリッパの底を貼り替えてほしい」 → ごくまれにご依頼あり
珍しいご依頼ですが、室内利用のスリッパを滑りにくくするご依頼があります。
● 「サンダルのソールが割れた」 → 修理可能
ビブラムソール、レザーソールなど、種類豊富に対応可能です。
● 「中敷きがボロボロ」 → サンダルにおいて多い
サンダルは人の目に付きやすいので中敷が交換できるようになっていることが多く、ご依頼も良くあります。
スリッパは交換できるように中敷が設計されておらず、修理する概念がない。
6.どちらを選ぶべき?用途で判断
■ 外で歩く → サンダル一択
散歩・買い物・旅行・キャンプなど歩く機会があるならサンダル。
■ 自宅でのリラックス → スリッパ
軽くて脱ぎ履きしやすく、履き心地も柔らかい。
7.まとめ:用途に合った履き物を選べば長持ちします
- サンダルは外履き用の“靴”
- スリッパは室内用の“軽量履物”
修理できるのは主にサンダル。
スリッパは構造上、耐久性が低いため外での使用はNGです。
CRADLEでは
- サンダルのソール交換
- ベルト修理
- 中敷き交換
など幅広く対応しています。
