カウンターとは?靴のかかとを支える重要なパーツ
革靴やブーツの構造の中で、見えないながらも履き心地やシルエットに大きな影響を与えるのが**カウンター**です。普段は意識することのない部分ですが、靴の安定性や耐久性を大きく左右する非常に重要な要素です。
カウンターの位置と役割
カウンターは靴のかかと部分(ヒールカップ)に内蔵される硬い芯材のことを指します。アッパーと裏革の間に仕込まれており、外からは見えません。
主な役割は以下の通りです。
- かかとのホールド感を高める
足を靴の中でしっかり固定し、脱げにくく、ブレを防ぎます。 - 型崩れ防止
長く履いてもかかと部分の形が崩れにくく、美しいシルエットを保ちます。 - 歩行の安定性向上
かかとがしっかり支えられることで、足全体の動きが安定し、疲労も軽減されます。
素材の種類
カウンターには様々な素材が使われています。
- 革製の芯材
高級靴に多く、熱と湿気で成型され、履くほどに足に馴染む特徴があります。 - 樹脂(プラスチック)製
軽量で耐久性があり、量産靴に多く用いられます。安定した品質で成型可能。 - 合成繊維や紙ベースの素材
軽量化を重視する靴に使われることもありますが、耐久性は革や樹脂に劣ります。
修理や調整のポイント
カウンターは見えない部分ですが、長く履いていると潰れたり割れたりしてホールド感が失われることがあります。特にかかと部分が大きく変形している場合、修理店で「カウンター補強」や「カウンター交換」が可能です。
- かかとが潰れて歩きにくい
- 靴擦れが頻発する
- 見た目が大きく歪んでいる
このような症状があれば、カウンター修理を検討するのが良いでしょう。
まとめ
カウンター(芯材)は靴の「背骨」とも言える存在で、快適性・耐久性・美しいシルエットを支える要素です。
外からは見えませんが、良い靴ほどこの部分にしっかりとした素材と技術が使われているのが特徴です。
