
CRADLEさん、初めまして。積雪地方在住です。冬の仕事用にビルケンシュトックのハイウッドと言うサイドゴアブーツを購入しましたのですが、ソールが厚く、ビジネス用には少しカジュアルに見えすぎるかと思います。それにプラスして、ビブラムソールの氷上性能の高いアークティックグリップも試してみたいです。料金や修理内容についてご相談させてください。よろしくお願いいたします。

ユーザー様初めまして。ご相談くださり誠にありがとうございます。アークティックグリップですと、Vibram S1219 BRUSH TAP & HEEL 6mmが、オールソール交換向けで薄手のソールになります。ソール以外のウェルトパーツも現状のストーム仕様からフラットに変更するとスッキリしてドレスライクにみえるかと思います。
ビルケンシュトックのハイウッドを、冬のビジネス仕様へカスタマイズいたしました。
ユーザー様は積雪地域にお住まい。
冬場のビジネス用としてご購入されたものの、
- 元のソールがボリューム過多でカジュアルに見える
- ビジネスシーンではやや重たい印象
- 氷上でも安心して歩ける性能がほしい
というご要望をいただきました。
そこで今回は
「薄く・スマートに・しかし氷上対応」
というテーマで再構築しています。
■ Before:純正ソールの印象



純正ソールはボリュームがあり、アウトドア寄りの存在感。
安定感はあるものの、スーツスタイルにはやや強すぎる印象でした。
■ 今回のソール構成
✔ 3層構造で再設計
- マッケイ式フラットウェルト
- 3mm薄手ミッドソール
- Vibram アークティックグリップ S1219(6mm)
■ なぜこの構成なのか?
● 剥がれ防止と防水性の両立
アウトソールに直接ミシン縫製をかけると、
針穴からの浸水リスクが発生します。
それでは積雪地域では意味がありません。
そこで、
✔ 縫製はミッドソールまで
✔ アウトソールは接着+圧着
✔ ウェルトはすっきり見える平ウェルト
という構成に。
これにより、
- 剥がれにくい
- 浸水しにくい
- 見た目がシャープ
を実現しています。
■ Vibram S1219 BRUSH TAP & HEEL 6mm

今回使用したのは、
アークティックグリップのセパレートソールの中でも最薄仕様。
最厚部6mmながら、凹凸構造により視覚的にはさらに薄く見えます。
✔ 氷上グリップ性能
✔ ビジネス向けのスマートさ
✔ セパレート仕様で軽量
積雪地域の実用性と都会的な印象を両立させました。
■ After:印象はここまで変わる



- 横から見た時の厚みが抑えられた
- ウェルトラインが整いドレス感が増した
- 黒で統一しビジネス寄りの佇まいに
「冬用の仕事靴」として成立するバランスになりました。
料金と納期
●Vibram S1219 BRUSH TAP & HEEL 6mm:15400円
●ゴムミッドソール:2750円
●マッケイ式ウェルト:2200円
納期:約3週間
■ ご使用後のご感想
ご返送後、
使用感も良く、気に入りました。
とのお言葉をいただきました。
グリップ性能だけでなく、
“履いた時の印象”まで整えることがカスタムの価値だと考えています。
■ まとめ
✔ 積雪地域では防水構造が最優先
✔ ただ厚くすればいいわけではない
✔ ビジネス用途には「薄く見せる設計」が重要
✔ アークティックグリップでもスマートに仕上げられる
冬靴のカスタムは構造設計がすべてです。
ご相談はお気軽に。
用途に合わせた最適な構成をご提案いたします。
靴修理店CRADLE







