
CRADLEさん、はじめまして。ヴィトンのブーツですが、つま先部分から剥がれてきており、お修理をお願いしたいです。できるだけはがれにくい様にしていただきたいです。よろしくお願いいたします。

ユーザー様はじめまして。お問合せいただき誠にありがとうございます。再接着はどうしても時間経過とともに再剥離を起こします。無難なのはオールソール交換をして、剥離しにくい仕様に変更してしまうことでしょうか。ご予算感などいかがですか?
ルイヴィトンのエンジニアブーツをお預かりしました



今回は、ルイヴィトンのダミエ柄エンジニアブーツのお修理です。
ダミエ柄のスエードという、非常に雰囲気のある一足。
ラグジュアリーブランドならではの存在感があります。
ご相談内容|つま先の剥がれ

今回のご相談は、
👉 つま先の接着が弱くなり、剥がれてきた
という症状でした。
このタイプのソールは、
・クレープ系素材
・接着主体の構造
のため、経年で接着が弱くなるケースが多く見られます。
再接着ではなく「オールソール交換」を選択
今回お客様は、
👉 再接着ではなく、底縫いを含むオールソール交換をご希望
理由としては、
・再接着は一時的な処置になりやすい
・長く安心して履きたい
という点です。
CRADLEとしても、この状態であれば
👉 オールソール交換が最も合理的な選択 と考えます。
仕上がり|純正の雰囲気を活かした構成



純正の雰囲気を崩さないよう、
👉 フランスTOPY社製の合成クレープソール を採用しました。
見た目のナチュラルさと、適度な耐久性を両立しています。
料金と納期
〇TOPY合成クレープソール9mm厚 14300円
〇ミッドソール 2750円
〇マッケイ式ウェルト 2200円
合計19250円
納期:約1週間
使用素材と仕様
- アウトソール
TOPY社製 合成クレープソール(9mm) - ミッドソール
Vibram ラバーミッドソール(3mm) - ウェルト
革製 マッケイ式ウェルト - ヒールベース
TOPY セロライト40

〇ウェルト
甲革とソールのすき間を埋める縁取りパーツ。

〇ラバーミッドソール
甲革とアウトソールの中間に入れる。甲革の中底と縫い付けることで保持力アップ。ソールのボリュームを合わせる狙いもある。

〇セロライト(ヒールベース)
クッション性の高い素材。カカト接地時の衝撃吸収とヒールの高さ合わせに使用。

〇合成クレープソール
底面の柄を合わせることで雰囲気を再現。天然と違いべたつき劣化もなく、高い使用感と耐久性あり。
この仕様のポイント
■ クレープの“雰囲気”を残す
天然クレープに近い見た目を再現しつつ、
👉 耐久性はしっかり確保
ラグジュアリーブーツこそ「修理前提」で考える
ルイヴィトンのようなブーツは、
👉 修理するかどうかで価値が大きく変わります
・接着だけで済ませるか
・しっかり構造から作り直すか
この違いは数年後に大きく出ます。
CRADLEの考え方
CRADLEでは、
👉 「見た目」+「構造」両方を整える修理
を大切にしています。
・ブランドの雰囲気を崩さない
・実用性も確保する
このバランスが重要です。
こんな方におすすめ
・クレープソールが剥がれてきた
・再接着で何度も直している
・長く履きたい
状態が近い方は、
写真をお送りいただければ概算見積もり可能です。
まとめ
👉 再接着よりも、構造から直す方が結果的に長持ち
👉 素材選びで「見た目と耐久性」は両立できる






