底のはがれた靴どうする？

フランスのジョッキーブーツで有名なサルトル

なかなか高価な靴で頻繁に見かけるものではありませんが

ソールがはがれてしまったので何とかしてほしいとご縁があり

弊店へやって参りました

くつ底の剥離

ソールがはがれた際に　どんな対応をご希望ですか？

こちらの靴はもともとボンドで接着されただけの靴です

ボンドは気温の上下でゆるんだり硬化したりします

時間の経過とともにボンドが劣化して今回のように靴底がはがれます

修理する場合　もとと同じようにボンドではるだけだと

すぐにはがれてしまうことがほとんどです

そんなときはどうするか？

くつ底を縫いましょう

長期使用できる靴はボンドだけでなくソール用のミシンで縫われています

アウトソールとインソールを縫い合わせるためにソールに溝を掘り

専用ミシンで縫いあげます

専用ミシン

高さ１６０センチもあるモンスターミシンです

靴底が縫えたら

糸が擦り切れないようにラバーでふたをして完了です

糸が切れない限り底がはがれることはありませんし

ラバーでふたをすることで針孔から雨水が入ってくるデメリットもカバーできます

費用対効果抜群

修理でとても重要なことです

一見すると安い修理価格も　施術効果が短いと割高になります

今回の修理

ソールの縫い合わせ２２００円税込

ラバー補強　２７５０円税込

かかと修理　２２００円税込

※ラバー補強とのミックスなので仮止めやインソールのボンド作業代サービスさせていただきました

ソール剥離を縫いあげるだけだとボンド仮固定など含めて３３００円～４４００円くらいまでで可能です

靴でお困りのことがございましたら是非弊店までご相談ください

培ってきた技術と経験でお役立ちできるよう力を尽くします

CRADLE芝