パティーヌって何?
靴に興味のある方なら一度は耳にしたことがあるかもしれないパティーヌとは、フランス語で古色(こしょく)や緑青(ろくしょう)と言う意味で銅が酸化することで生成される錆のこと。 パティーナとも表記されますが、その場合はラテン語で「経年変化の味わい」という意味です。
溶剤、精油、顔料、および染料を塗布しながら、皮革の着色および漂白を行うことです。
常連様にお仕事用のスコッチグレインをお持ち込みいただきました。
いつもご指名いただきありがとうございます。
イタリアLQレザーソール
商品説明
傷等が少ない良質な革を選定し、表面に染色塗装を施さないナチュラル仕上のレザーソールです。耐久性も非常に高い検査結果が出た商品です。
こちらの資材を使い修理いたします
おなおし後
ハードな使用により色が抜けて薄いところ、擦れて毛羽立ち、クリームの吸い込みが良くなり濃くなるところなどムラがあります。
時間を費やして履きこむことで醸す、天然のパティーヌです。
くたびれた靴が威風堂々とした佇まいを取り戻していく様は修理の醍醐味、この仕事の魅力の一つです。
今回の修理
LQレザー 靴底全体交換(オールソール) 14300円
いつもありがとうございます。
CRADLE 芝