【婦人靴】カカトと中敷

初夏です、お気に入りのヒールをなおしてでかけよう!

本日はアンクルストラップのついたこの時期らしい1足のおなおしです。

ご依頼箇所はカカトのゴム交換と劣化した中敷の交換。

カカトは消耗品

合皮は劣化する

まずはかかとのゴム交換

既存のパーツを取り外し、釘うち固定するための下準備をした画像です。

プラスチックベースにくぎを打つため穴のある個所にペースと呼ばれるもので穴埋めします。

ビブラム7179デュプラ

商品説明

リフト用に開発された2層タイプのシートです。
耐久性・グリップ性に優れた「TOP85」という配合が使用されています。

おなおし後

婦人中敷本革

商品説明

革は製品安定性が高く、長期保管で劣化することが極めて少ない素材です。

長期使用したい靴や、可能性を捨てきれない靴には無難な選択になります。

まずは型お越しから始めます。

元の中敷きを参考にして型紙を切り出します。

左右のブレを少なくできますし、間違えて素材を無駄にすることもかなり減るので、必ず型おこしから始めます。

革に移し裁断し、ボンドでしっかりと貼り付け。

おなおし後

本革は製品安定性だけでなく、良く汗も吸いますし、肌なじみもよいのでおすすめです。

今回の修理

かかとゴム交換 1210円

本革中敷 1980円

ありがとうございました。

CRADLE 芝

その他資材のご提案

合成皮革

1650円

ビニール

1100円