【ローファー】季節の先取りは足元から!『G.H.BASS』春に備えて修理、準備はお済みですか?大きく削れたツマサキを部分修理!

季節は冬から春へ、コーディネートで季節を味わう!

移り行く季節に合わせて、CRADLEにも春らしいお履き物の修理依頼がふえています。
ローファーのお修理も多く頂戴しており、今回は大きくツマサキが削れてしまった靴をご紹介いたします。

カカトも交換用ゴムを越えて、土台まで削れています。まずは、ユーザー様にオールソール(靴底全体交換)と部分修理のご案内をします。
ご予算や、靴の消耗頻度などを検討し、今回は部分修理で対応します。

After

大きく削れたツマサキはハーフソール(裏張り)をする前に削れたツマサキをゴム修復します。ソールのラインがきれいに出ます。

カカトは土台が削れていたので高さを補うために元の6mm厚のヒールから10mmに変更。土台の修復代金を抑えます。

こちらは約4mm本革を3枚積み上げたブロックです。主に紳士靴のカカトの土台に使われます。このパーツの下にゴム材料が配され、摩耗するたびにゴムを交換する仕組みです。土台の革が削れたら、その革を1枚剥がして、新しい革を1枚足すことで土台の修復が可能です。

今回は削れた革1枚分の厚み、4mmをゴム材の厚みを増やすことで高さを調整した格好です。

今回の修理

●裏張り&つま先補充:3300円
●ヒールのゴム打ち替え10mm:3300円 

尼崎で靴修理なら、CRADLEにご相談下さい!