
カカトの音が気になる、そんなユーザー様へ。

こんにちは。
カカトが硬いからなのか、コツコツうるさいです。
何とかなりませんか?

お問合せいただき誠にありがとうございます。
履いていない期間が多少あったからか、カカトのゴムが硬化していますね。
確実に音をなくしたい場合は接地するゴムの交換以外に、土台の材料を変更すると効果的です。
「革靴のカカト音が気になる…」
そんなご相談をいただくことがあります。
特にトリッカーズのような重厚な革靴は、歩行時に「コツコツ」と響く音が魅力でもありますが、
- オフィス内
- 駅構内
- 夜道
- 静かな店舗
などでは、音が気になるという方も少なくありません。
今回は、トリッカーズのブーツを“音鳴りを抑える仕様”へカスタム修理しました。



「カカト音が大きくなった気がする…」
今回のユーザー様からは、
「最近、歩くとカカトがコツコツ鳴る」
「以前より音が硬くなった気がする」
というご相談をいただきました。
実際に確認すると、ヒールゴムが経年で硬化しており、接地時の衝撃がダイレクトに伝わる状態でした。
革靴は、履かない期間が長くてもゴムが硬化することがあります。
硬くなったヒールは、
- 音が響きやすい
- クッション性が低下する
- 滑りやすくなる
といった変化が出やすくなります。
カカト音を減らすには「土台」も重要
単純にトップリフト(接地面のゴム)だけ交換しても、音が完全に改善しないケースがあります。
実は、音鳴り対策では“ヒールの積み上げ素材”も非常に重要です。
革積み上げヒールの特徴

トリッカーズに使用されている革の積み上げベースです。(カカトの土台)
高級革靴によく使われるのが、レザーを積み上げたヒールです。
約4mm前後の革を何層も重ねることで、
- 高級感
- 重厚感
- クラシックな雰囲気
が出ます。
一方で、素材としては比較的硬いため、
「コツコツ」という革靴らしい音が出やすい特徴があります。
この音を“味”として楽しむ方も多いですが、
静かな場所では気になることもあります。
音鳴り対策におすすめの「TOPY セロライト40」

今回使用したのは、TOPY社製「セロライト40」。
オーソペディックシューズなどにも使用されるEVAスポンジ素材です。
特徴は、
- 柔軟性が高い
- 軽量
- クッション性が高い
- 衝撃吸収性に優れる
という点。
接地時の衝撃を吸収してくれるため、歩行音がかなりマイルドになります。
革積み上げ特有の“硬い響き”を抑えたい方には非常におすすめです。
接地面のトップリフトはダイナイトで耐久性も確保


接地面には変更なく純正のダイナイトヒールを使用。
ダイナイト系のラバーは、
- 耐久性
- 安定感
- グリップ力
のバランスが良く、実用性の高い仕様です。
スポンジ素材だけでは摩耗が早くなりやすいため、接地面にはラバーを組み合わせています。
修理後は音もクッション性も改善
修理後、ユーザー様にも実際に履いていただきました。
「かなり静かになった!」
「前より柔らかくて歩きやすい」
「クッション感も増えた気がする」
とのご感想をいただきました。
革靴の履き心地は、“見た目”だけでなく“音”でも印象が変わります。
革靴の音鳴りでお悩みの方へ
革靴のカカト音は、
- ヒールゴムの硬化
- ヒール構造
- 積み上げ素材
によって大きく変わります。
CRADLEでは、単純なゴム交換だけでなく、
「静かに履きたい」
「柔らかくしたい」
「歩き疲れを減らしたい」
といったご要望に合わせた修理をご提案しています。
今回のお修理内容
- ダイナイトヒール交換 4,400円
- スポンジヒール積み上げ 2,750円
合計 7,150円
納期:約2〜3週間
革靴の音鳴りや履き心地でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


