【REDWING】ラインマンブーツ靴底交換(ビブラムソール#132)と甲革、内張補強。

WORKS (修理・制作事例)

【過酷】リアルワークブーツ

かなり酷使されているREDWINGのラインマンブーツ。

持ち主様は活動量の多いお仕事のため、傷みもかなりはげしいです。

今回は結構大がかりな修理なので、いつものように記事を書くというよりは、修理手順のご紹介になります。

ソール交換と甲革、内張の補強。

ソール交換と、甲革のかかと付近の亀裂を中心に修理を進めます。

分解の過程で傷みがあるところは補強していきます。

画像の青〇部分を補修するには【ウェルト】と呼ばれる、甲革と靴底を繋ぐパーツを分解しないといけません。

ウェルトを分解して足が触れる中底を外し、補修作業に入ります。

中底を外した画像です。

ふちについてる白いものがリブテープと呼ばれるパーツになります。

こちらもはがれており、そのままではウェルト交換ができないので新調します。

リブテープはあとで取り掛かるとして、ひとまず甲革の補強を進めます。

内張と甲革の間にナイロン地を挟んで縫い合わせます。

裂けているかかと周りと、今後裂ける可能性のあるボールジョイント(指の付け根辺り)周辺をナイロン補強します。

内張も傷みが激しく、穴のあいた箇所は革当て補強します。

※ご予算の都合上、内張と甲革の修理は補強で対応しております。

内張製作をご希望の際はご相談ください。

内張は革パッチで対応します。

腰裏とよばれるかかとの内側です、芯材が露出して傷んでいるので、ここも補強。

こちらが中底に取り付ける新しいリブテープです。

グラインダーで中底の裏面をあらして、ボンドのつきをよくしてからリブテープを張ります。

これをしておかないと掬い縫いの力にリブテープが引っ張られてしまいます。

ウェルトを取り付けます。

甲革にあいた元穴を目印にリブテープとウェルトに穴をあけ、糸を通していきます。

このあとリブテープの内側にコルクとシャンクと呼ばれる鉄の芯を入れて、ソールを取り付けていきます。

 

メイン画像

今回使用するソールは元と同じビブラムソール#132(アメリカ)です。

メイン画像

ミッドソールをウェルトと縫い合わせてアウトソールを接着します。

ちょうどアクリルレースのクロがあったので、靴ヒモを交換、お手入もして終了です。

今回の修理

ビブラムソール#132 靴底全体交換 14300円税込

リウェルト(ウェルトの交換) 11000円税込

その他補強 6600円税込

・内張補強

・腰裏補強

・甲革補強

・リブテープ交換

靴ひも交換 サービス

お手入 サービス

合計31900円税込

ありがとうございました

CRADLE芝